業務用エアコンの工事費の明細については、本体費用に加えて、工事費用が多くかかることがあります。壁に設置したり、ビルトインといって天井に据え付けたりするなどいろいろなパターンがあるからです。また電源の設置やエアコンを設置するためのスペース確保が重要となります。特に注意しなければならないのが複雑かつ高い場所に設置するときには重機のような大掛かりな工事を必要とするため、工事費用が高くつく可能性があるのです。
具体的には電源を天井に設置する場合は、高所作業者を必要としますし、屋外で室外機を設置するのであれば、設置用の場所を建設する必要もあります。さらに、ドレン配管を環境に優しくするために適正な対応をしなければ、環境事故につながるため、この配管も大きな工事として必要となってくるのです。以上のことから、建屋を回収するような規模に発展する場合があるため、設計図の作成など付随業務に対しても費用がかかってしまいます。業務用エアコンの設置工事は、本体よりも設置費用の方が大きくかかるため、現場現物での見積もりを必要とするのです。
これを行っていれば、工事の途中に追加費用が発生してしまい、予算内に収まらないリスクがあります。古い業務用のエアコンとの交換であれば、古い機械の処分費用も重要となります。フロンを正しく処分しなければならないので、専門業者に依頼することで楽しく処分することにつながるのです。処分後のエビデンス入手も重要となります。
