業務用エアコンを使い続けるうちに、水漏れがしたり、冷暖房がきかなくなるなどのトラブルが発生することがあります。そんな時に修理をして使い続けるか、あるいは新しいものに交換するか悩んでいる人がいるかもしれません。たとえ修理をしても、その後どれくらい使い続ける事ができるかわかりませんし、別の場所が故障するかもしれません。最近では省エネタイプのエアコンが数多く登場しているので、新しいものに交換する方がランニングコストが節約できる場合もあります。

修理か交換かで迷っているのなら、まずは業務用エアコンを購入してからの年数で判断するのも良いでしょう。購入してから1年以内であればメーカーの保証期間内であることが多いので、販売店やメーカーに連絡すれば、修理が受けられます。故障内容によっては有料になるケースもありますが、一般的には無償であることが多いようです。購入してから7年以内であれば、新しいものと交換することを検討すると良いでしょう。

というのも、7年も使用していると修理代金がやや高額になるからです。またエアコンの補修用性能部品のメーカー保有期間は、生産終了から9年間です。たとえ修理を頼みたくても、部品が製造中止になっていれば修理ができません。また、購入から15年以上を経過していれば、買い替えた方がお得なケースが殆どです。

最新の機種は省エネ機能が充実しており、電気代が大幅に安くなることが多いからです。もし同じ業務用エアコンをずっと使い続けたいのなら、取付時から定期的にメンテナンスをしておきましょう。メンテナンスをしないで故障するたびに修理を繰り返していると、6年から9年程度で使えなくなると言われています。